春展をちょっとご紹介-5

昨日は出展してくださっている国栖さんや高橋さん、細川さん、DMを見ていらっしゃった
お客さん、あと・・・東京の不思議の国のアリス公式ショップ「アランデル」さんの
お父さんもご来店下さって店主的には楽しい一日となりました。

これまでも毎日作家さまやDMをご覧になったお客様には来ていただいているのですが
皆さん事前に打ち合わせをしているかのようにバラバラに来てくださるので
ざわつくこともなく落ち着いた展示となっています。


本日ご紹介しますのはこちら。
講師をされながら多方面で
いろんな制作をされている
辻寿見さんです。

春をテーマに満開の花を
連想させる温かいピンクの
色調の一点と、新緑を
イメージさせてくれる
グリーンの一点。




どちらも手描きとコラージュ的な手法で、シャドウボックスの中に春を構成する
アイテムをサンプリングしたような作品となっています。

辻さんも沢山のポストカードをご用意してくださりました。
ポップなものからアートよりなものまで幅広く手がけて
いらっしゃいます。







こちらはフリーイラストレーターとして主に教科書や参考書、カタログなどで
お仕事をされている貴地邦公彦さんの作品。

「華と龍」というタイトルの一風変わった
イラストです。
人物の羽織に施された桜柄と舞い散る
桜がフェードする様子をデジタル(?)で
描いています。
とぐろを巻く龍は人物の僕か・・・
あるいは化身なのか・・・
のどかなお花見の宴に突然吹いて
花吹雪を巻き上げる春風のような。

穏やかなイメージを抱きやすい「春」に対して
荒々しさのようなものを感じさせる作品です。










こちらは大学で講師のかたわらで
絵本の挿絵などの制作をされている
谷口愛さんの作品です。

実は谷口さんはお菓子作りに
関してもプロ顔負けの腕前で・・・
そんなところからもインスピレーション
が湧き出てくるのでしょうか。

「春」が詰まった玉子をパンの大地の
上にポンポン♪ と割り落としていく
楽しい作品。絵本のようなメルヘンな
物語をぜひ想像してください。







こちらはとても緻密なフクロウの
切り絵は切り絵作家、満田享さんの
作品です。

満田さんの切り絵はとにかく緻密で、
主に動物などをモチーフにするのを
得意とされています。今回も鳥が
大好きな当ギャラリーの管理人が
思わず声をあげてしまうフクロウの
切り絵です。
そして、フクロウの周りのリング
には偶然にも当ギャラリーカフェ
の名前が入っています・・・

いや、ホントなんという偶然・・・






・・・って名前入れてくださったんですか?!
たいへん恐縮でございます!
頑張ります。